時には原点に返る作業も必要

看護師として活躍するためには、できる限り多くの専門スキルを身につけることが重要です。
どのような専門スキルを身につけなければならないかというと、入院患者さんのお世話の仕方や患者さんと触れ合うコミュニケーションスキルなどではないでしょうか。
また、看護の仕事の中でも、日常的に行うことが多い包帯の巻き方や注射、採血、点滴などのスキルも必ずマスターしておいた方がいいでしょう。
医師の指示に従って血圧や体温などを計ることもあるため、どのように測定すれば良いのかも重要です。
このように、看護師は身につけなければならないスキルが多くあり、必要なことをすべて習得するためには、どのようにすれば良いのかを考える必要があります。
基礎的なことは、すべて看護師育成専門学校や大学の看護科などで学ぶため、学生時代にどれだけ勉強に専念できたかが大きなポイントになります。
学生時代は、国家試験に合格するために必死に勉強し、たくさんの知識を頭の中に入れ込んでいたのではないでしょうか。
しかし、多忙な看護師の仕事をしていくうちに、毎日が流れ作業になってしまい、学生時代に学んだ基礎的なことがいつの間にか疎かになってしまうこともあります。
そのため、もう一度初心にかえり、基礎的なことを一から学び直すことも大切です。
また、すでに活躍しているベテランの先輩看護師の所作を観察したり、分からないことを積極的に聞き、知識と技術を習得することも専門スキルを高めるためには必要でしょう。
さらに、看護師セミナーなどや勉強会に積極的に参加することで、看護師として活躍するための知識を新たに身につけることができます。